カナダ開催のF1グランプリ観覧の注意点

カナダ開催のF1グランプリは、スポーツカー選手権として1961年にはじめて開催されました。モントリオールにあるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催されています。このサーキットは人工島でできています。春から夏にかけて開催されます。最近では、2029年まで開催契約を延長しました。希少価値の高いレースとして、米国からも来訪者が多数来るのが特徴です。駅からのアクセスも非常に近く便利です。サーキットの近くは自然が豊かで、観光も十分に楽しむことができます。ホテルも近くにあるため泊まり込みで観戦しに行けます。さらに、座席とサーキットが近く大迫力なレースが近くで観戦できる利点もあります。市内には期間中イベントが開催されていて、地元の方々がもてなしてくれて飽きることがありません。

F1グランプリでの見どころと魅力

F1のレースの決勝戦では、20台を超える車が一度にスターティンググリッドからスタートします。スタート直後の第一コーナーは、最も白熱した戦いを見られる見どころ満載の場所です。どのレーシングカーもスタート直後にダッシュをはじめ、第一コーナーを制するためにポジション争いを繰り広げます。このタイミングというのは接触やクラッシュが最も起こりやすく、それはカナダのグランプリでも同様で、スタートから数秒でも煙があがってリタイアということも多々あります。そういった危険で迫力のある部分も魅力の一つです。現代の技術でドライバーの命は守られているので、観客はある程度安心してレースを見ることができますが、大衝突にもなりかねないシーンや、実際にトラブルが起こりドライバーの安否が心配されることもあります。いずれにせよクラッシュはかなりの迫力で、多少不謹慎ではありますが見どころの一つにもなっています。

F1グランプリでの観覧マナー・注意点

基本情報ですが、F1では歩いて喫煙・長時間の場所取り・通路での観戦・カメラマンエリア以外での26センチ以上のカメラ使用・テント、パラソルの持ち込み・自撮り棒使用・ペットの入場なども禁止です。応援する際も、太鼓など大きな音が鳴るものは使用してはいけません。スローガン・応援幕も他の方の邪魔になるようでしたら、撤去を促されます。大会中の写真や動画は基本的に撮っても大丈夫ですので、安心してください。指定席がない座席ばかりなので、早くから到着するとよりいい席が取れます。ですので、早くいくことをおすすめします。所謂「野次」というのも国によってはマナー違反で訴えられる可能性もあるので、発言には気を付けて程よくレースを楽しみましょう。レーサーは長年のベテラン勢が多く、知っている顔ぶれも多く出場する機会がたくさんあるので、ご自身の贔屓をみつけて応援するとよりカナダのグランプリ観戦が楽しくなります。